学部差別はある!慶應ブランドが欲しいなら慶應SFCに行け
「正しい勉強の仕方」第91弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は90回のキリ番記念で前回お話しした「早稲田大学と慶応大学は本当に半年で合格できるのか!?」の続きとなります。
後編の今回は、実体験を元にした学部差別を取り上げ、半年で合格できるかどうかに結論を出します。
- 早稲田大学or慶応大学は半年で合格できるのか?
- 同じ大学に存在する学部差別を紹介
学部差別
慶應SFCは格下扱い
前回のブログで説明した慶應SFCは湘南藤沢キャンパスにあり、慶應の他学部からは下に見られています。
同じ大学で下に見るの!?
差別はどの階層でもあります。
偏差値が違うということは、上と下が区別されているということでもあります。
本来は目的があって入学する学部を選ぶのですが、どうしてもこのような差別意識は根強い物です。
勉強できても、差別するんじゃ立派な大人になれないわ!
早稲田では○○科学部が格下扱い
同じことが早稲田大学でもあります。
これらも慶應SFCと同じく、歴史ある早稲田大学の中では、比較的新しめの学部です。
人間科学部は1987年にでき、スポーツ科学部は2003年にできています。
他の学部から下に見られるの?
他の学部に通う早稲田生からは、見下されます。
その2学部は早稲田大学の中では低い偏差値のため、学生はどうしても序列をつけてしまうようです。
早稲田大学では2004年に国際教養学部ができていますが、この学部はそれほど差別されません。
偏差値が高いのと、他の学部も多く存在するメインキャンパスに学部棟(11号館)があるのが大きい理由でしょう。
wikipediaより引用
差別は無知から生まれる
実際に私が早稲田大学にいた時に聞いた、○○科学部を差別する言葉を挙げます。
- スポーツ科学や人間科学って、何を勉強するんだよ(笑)
- え、埼玉にあるんでしょ?それどこの大学(笑)
ひどいね……
さりげなく埼玉も差別してますが、埼玉の人は心が広いので、こんなことをここに書いても許してくれると信じます。
念のため言っておきますが、上の言葉は私が発言したわけではありませんからね!
このような発言は、同じキャンパスにいないために、普段接することがないから生まれる差別によるものだと考えられます。
差別の根本原因は無知です。
相手の人となりを知ることが、差別をなくす第一歩でしょう。
大事なことね
ちなみに、当の所沢キャンパスの学生たちは、差別されていることも侮辱されていることもあまり気にせずに、元気にキャンパスライフを送っています。
キャンパスの場所が他学部と離れているお陰ですね。
卒業してしまえば、早稲田大学卒業という肩書は他の学部と変わらないので、何も気にしないのが一番です。
学部を一番気にするのは学生
さてここまでの話でお分かり頂けたと思いますが、慶應義塾大学も早稲田大学も、学生はどこの学部に在籍しているかを重視します。
私の実体験として、サークルの友人に初対面で「法学部なの?頭いいじゃん」と言われたことがあります。
同じ早稲田生にそんなことを言われるのですから、学生同士でどれだけ学部を気にしているのかがよく分かります。
そんなの気にしてどうするんだろ
早慶生は卒業してからも、学部を気にします。
偏差値が高い学部を卒業した人は「慶應の法学部です」や「早稲田の政経です」のように、わざわざ学部を付けて言うことが多いです。
プライドの塊ね!
普通の人は出身大学を言う時に、学部を付けることはありませんからね。
「他の学部と一緒にすんなよ」という思いが、自然と言葉に表れるのでしょう。
もちろん、それを聞く一般の人は、そんなこと知る由もないのですが。
むしろ滑稽だよ
人から聞く話であっても、学部を気にします。
もしも知り合いに早慶出身(あるいは在学中)の人がいたら、「○○さんも早稲田(or慶應)なんだって」と話してみてください。
○○さんは誰でもいいですし、手ごろな人がいなければ私の名前を入れても結構です(「誰だよ」って言われないようにご注意を)。
すると「へぇ~、学部は?」と返ってくることでしょう。
なんのために!?
早稲田なら政治経済学部や法学部、慶應なら法学部のように、学内ランクが高い学部だとほぼ100%そうなると断言します。
学部を知ることで、自分が在籍していた(いる)学部より下なら、安心するのです。
他人からしたら、早慶のブランド力は知っていても、学部まではどうでもいいんですけどね。
最難関学部に半年合格はほぼ不可能
最後に、私が早稲田大学法学部にいた時の話をします。
以前にも何度かブログ内で話していますが、私の入学した2004年は法科大学院(ロースクール)が新設される影響で、法学部の合格定員が大幅に削減された年です。
そのため、クラスの半分は東大落ちという、まさに異常事態でした。
早稲田大学に行きたくて来た人が、半分しかいないんだ
東大受験生は、滑り止めで早稲田や慶応を受けるのが普通ですから。
本当に早稲田や慶応に行きたい人が可哀想……
残る半分のクラスメイトも、1浪2浪は当たり前。
伊達に早稲田の法学部ではありません。
早稲田大学法学部を目指して現役で合格した人は、本当に数えられるくらい少なかったと言えるでしょう。
よって、私の体験から「早稲田大学や慶応大学の最難関学部に半年で合格するのはほぼ不可能」ということが言えます。
ほぼ……って言うのは?
世の中に絶対はないからです。
勉強の仕方を知っている人であれば、0から勉強を始めても半年で合格できるかも知れません。
しかし、普通は勉強をしていないから勉強の仕方が分かりませんし、試行錯誤している間に半年は過ぎます。
半年って短いわよね
もしも頭が良いのに全く勉強をしてこなかった人がいたとして、勉強の仕方を知っている人に教えられた通りに受験勉強すれば……。
最難関学部でも半年で合格できるかも知れません。
まとめ
「早稲田大学と慶応大学は本当に半年で合格できるのか!?」についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
ビリギャルさんみたいに「慶應であれば学部はどこでも良い!」という人は、慶應SFCがお勧めでしょう。
私個人的には早慶のブランドなんて大したことないと思っているので、本当に学びたい大学のやりたい学部に行くのが良いと思っています。
以上
「早慶は本当に半年の勉強で合格できる!?慶應SFCとは?」からの「学部差別はある!慶應ブランドが欲しいなら慶應SFCに行け」でした♪