国際化学オリンピック出場による指定校推薦で早稲田楽々合格
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「指定校推薦」と「国際化学オリンピック」についてお話しします。
- 指定校推薦とは?
- 国際化学オリンピックとは?
指定校推薦とは
指定校推薦?
推薦入試の一つです。
大学から高校に「○名募集」と割り振られており、応募することができればまず合格します。
え!ずるくない!?
その代わり募集人数はすごく少ないため、学校内での推薦を得るのも大変なことです。
私の話をしますと、私の通っていた高校では早稲田大学の指定校推薦が1名割り振られていました。
早稲田に絶対入れるなんていいね!
早稲田大学から指定校推薦の枠を得ることは、高校としても大変名誉なことです。
これは私の高校出身の先輩たちが、頑張って切り拓いてくださった道でもあります。
先輩に感謝ね!
その代わり、高校側としても生半可な生徒を推薦することはできません。
推薦入学した生徒が大学の授業についていけないかも知れませんし、下手をすれば指定校推薦の枠を取り消されてしまいます。
しっかりした生徒を推薦したいわけですから、選ぶ基準も高くなります。
国際化学オリンピック
どんな大会?
さて話は変わりますが、国際化学オリンピックという大会があります。
高校生を対象とした大会で、1968年から開かれている由緒ある大会です。
日本は2003年から参加しています。
化学でオリンピック?
問題を解いて、成績を競い合うのです。
友人が日本代表で参加
実はこの大会に、私の友達が日本代表として参加したことがあります。
友達と一言で言ってますが、高校の寮で同部屋だったので、より濃密な時間を過ごした友人です。
へー!すごいわね!
勉強できる人だったの?
いえ、そんなでもありません。
化学だけは頑張って、大学生レベルの問題を毎日解いていました。
化学オリンピックに出るくらいだものね
指定校推薦の実例
敢闘賞受賞で指定校推薦
さて、日本代表として国際化学オリンピックに参加した友人ですが、その彼は海を越えた地で頭脳を競い、みごと敢闘賞を受賞しました。
すごい!
さあ、本題はここからです。
前回の最初に紹介した指定校推薦の話が、ここで再び出てきます。
彼は受験の時期になって進路に悩んだ末、早稲田大学理工学部に行くことを決意しました。
え、指定校推薦で行くの?
その通り。
彼は指定校推薦で行くことにし、学校からその推薦をもらいました。
早稲田大学からしても「国際化学オリンピックで敢闘賞」の生徒は受け入れたいですし、私の高校からしても安心して推薦できる生徒でしょう。
みんなWin-Winだね!
指定校推薦の枠を使うな!
しかし、当時の私やその他の友達は、彼に文句を言いました。
え!文句なんてないでしょ?
なぜなら学校にある推薦の枠は1名限りなので、彼が指定校推薦を取ったことで、他の人が指定校推薦を使えなくなったからです!
いや、それは仕方なくない!?
いえ、早稲田大学には普通の推薦入試である「AO入試」もあります。
「国際化学オリンピックで敢闘賞」の彼なら、十分合格する可能性はありました。
「お前は指定校推薦使うなよ!!」
皆で、口々に彼にこう言ったものです。
そういう考え方もあるのね
その後、彼はちゃんと早稲田大学理工学部を卒業したので、まぁ結果としては良かったんでしょうけどね!
まとめ
- 国際化学オリンピック敢闘賞で、早稲田大学に指定校推薦合格
「指定校推薦」についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
今回はこんな受験もある、という一例で紹介させていただきました!
良い大学への指定校推薦がある高校に入るには、高校受験から勝負なので、早いうちから頑張りましょう!
以上
「国際化学オリンピック出場による指定校推薦で早稲田楽々合格」でした♪